ハーキマーダイヤモンド
生まれたままの輝きとかたち
ハーキマーダイヤモンドは、米国ニューヨーク州中部のハーキマー地方でのみ産出される
両剣・両錘(ダブルターミネーティッド)の特殊な水晶です。
約4億5千万年前、ニューヨークがまだ海の底だった頃に
高温・高圧下のドロマイト質石灰石の小さな空洞で育まれました。
ダイヤモンドのような輝きと高い透明度を持っているハーキマーダイヤモンドは、
驚くことにその輝きも形も生まれたままの姿です。
カットも研磨もされておらず、大きな結晶も小さなものも基本的には18面体の同じ形をしています。
黒い母岩を割ると中からまばゆい光とともに姿を表す美しい結晶は、まるで竹取物語のようですね。
ドリームクリスタル
ハーキマーダイヤモンドは ヴィジョンを明確にして現実化することをサポートしてくれます。
今までとは違った視点を持つこと、物事を多面的に見ることを助けてくれます。
その結果、いろいろな気づきが得られ、望んでいるものをこの世界にもたらすことができるようになります。
「ドリームクリスタル」とよばれるのは、そういう理由からです。
そのためにまれにですが、今まで蓋をしていたものや、見なければならないものに、
光を当てることになる場合もあります。
それは人によっては必ずしも心地良いものではないかもしれません。
けれども結果的には、それによってまた一段進んでいけるようになるのです。
個性的な石
ハーキマーダイヤモンドの結晶やルースをジュエリーにしてきて感じることは、
この石はとても個性的だということです。
小さな空洞の中で育成されるために、結晶自体も小さくて、
ひとつひとつがそれぞれ独自の世界を持っているように感じます。
カットされたルースも、同じサイズのものを頼むことはできないので、
ひとつ一つ結晶の形を見ながら、一番いい形にカットされています。
だからこそ、自分にピッタリの石が見つかったときには、まさに「出会い」と言えるでしょう。